宇部市長室にて「宇部ものづくりマイスター」表彰式

専務取締役 堀本敬一朗が「宇部ものづくりマイスター」を認定表彰されました。
表彰式のあとは篠崎市長、市議会議員の山下様、早野様と会談させて頂き、特に現状と今後のプラント業界の課題、
人手不足による技術力と品質の低下の問題など様々な
お話ができました。
また、職種において仕上げ工の世間一般での認知認識
されてないことの課題、重要性と必要性のお話もさせて頂きとても有意義な時間でした。
★ものづくりマイスターとは★
中小企業や学校などの若年技能者に対して実践的な実技指導を行うことで、効果的な技能の継承や後継者の
育成を行うものです。
〇認定基準
次の3つすべてに該当する優れた技能、経験を有する方をものづくりマイスターとして認定しています。
(1) 技能検定の特級・一級・単一等級の技能士またはこれと同等の技能を有していると認められる方、
技能五輪全国大会の成績優秀者(第3位まで)のいずれかに該当する方
(2) 対象職種に関する実務経験が、(1)の認定基準に定める資格取得、入賞、表彰、認定等の時点から
5年以上ある方。
(3) 認定対象職種に関する実技指導経験が、認定基準に定める資格取得、入賞、表彰、認定等の時点から
3年以上ある方。((2)の実務経験期間と重複して構いません。)
(4) 技能の継承や後進者の育成に関して意欲を持って活動する意思及び能力がある方
〇認定の感想
日本人の高齢化に伴い、労働生産性の低下の一途を辿る建設業界においてプラントメンテナンスという特に
ニッチな職種の人材確保は大変に困難な事です。
そんな現状のなかより多くの若年層を業界に取り込み育成し排出していくには、より効率的に人財の育成方法を
模索していかなければならないと思っております。
また国内大手化学メーカーは採算性の視点から、高性能、高機能材料製造への転換を図っております。
従来製品の採算性の悪化、設備の老朽化により事業の撤退、縮小、集約などの影響によりメンテナンス工事が
減少していく状況になりつつあります。
しかしながら、プラントメンテナンスは世の中に必要な仕事であり、時代の潮流を読みながら臨機応変に
継続していかなければならない事業であると感じております。
今回の認定をうけましても慢心することなく、これからも人材の育成に注力し、優秀な人財を世の中に
排出し続けます。
また自分自身も、技能者として生涯勉強していくことはもちろん。人間性においても成長していける様、
努力し続けます。
2023年12月28日 13:42